12月 12
2008

OpenSolaris 2008.11がリリースされていた。

以前からZFSが気になっていたので、ちょっと触ってみるためにインストール。
そうだ、MacのVirtualBoxにOpenSolaris 2008.5が入れてあったので、そこに入れてみる。

Solarisも以前にも増してインストールしやすくなった。
#といって、私はSolaris以前のSunOSからのユーザだけど。。。;p

「タイムスライダ」
これこれ。これは自分が以前にとっておいた時のスナップショットに、スライダー一発で戻れるもの。
これで、MacOS Xのタイムマシンみたいな事が簡単にできる。

システム->システム管理->タイムスライダの設定 で、タイムスライダの設定を起動する。
ありゃりゃ???
Snapshot manager service dependency error
いきなりエラーですか。。。(^_^;

焦らず、
# svcs -a
おおおお、svc:/system/filesystem/zfs/auto-snapshot:*** が軒並み maintenance になってる。
これじゃ、snapshotとれませんね。(_;
# zfs list
なりほど、以前入れていた2008.5のブート環境がいますね。おまけに、これ現在使っているのとおなじ “/” になってるし。。。orz

では、定石にならって、古いブート環境をマウントすべく、
# mkdir /BE
# zfs list
ここで、rpool/ROOT/opensolaris (古いブート環境)だけを /BE にマウントするので
# zfs set mountpoin=/BE/opensolaris rpool/ROOT/opensolaris
# zfs mount rpool/ROOT/opensolaris
# zfs umount rpool/ROOT/opensolaris
私の環境ではrpool/ROOT/opensolaris-1が現在のブート環境なのでこうなりますが、古いブート環境が複数ある場合には、その古いブート環境も/BEに持っていてください。

やっとここで、svcadmの出番です。
先ほどの svcs -a で maintenance になっていた svc:/system/filesystem/zfs/auto-snapshot:*** を online にするために restart してやります。
# svcadm clear svc:/system/filesystem/zfs/auto-snapshot:hourly
# svcadm enable svc:/system/filesystem/zfs/auto-snapshot:hourly
私の環境では、
svc:/system/filesystem/zfs/auto-snapshot:hourly
svc:/system/filesystem/zfs/auto-snapshot:weekly
svc:/system/filesystem/zfs/auto-snapshot:monthly
svc:/system/filesystem/zfs/auto-snapshot:daily
の4つが maintenance になっていたので、4つとも clear, enable をしました。

さて、あとはrebootします。

。。。。ほうほう、なるほど。良い感じです。。。。
いつでも過去に安全に戻れそうです。
あとは、バックアップのためのハードディスクと連携させれば、枕を高くして寝られそうです。(_)